おかんからのメール
早く映画「オペラ座の怪人」を見に行って!と、母に言っていたのですが
今日母からメールが来ました。以下メールでの母娘のやりとり。
母 「オペラ座の怪人見てきたよ。イマイチだった。」
わたし「うっそん。ファントムかっこよくなかった?」
母 「ファントムはかっこよかった。でも女がずるい。やだ。嫌い。あと歌が多いのが嫌」
わたし「あー・・・。ねぇ、ファントムの人「ドラキュリア」の人だよ。気づいた?*1」
母 「うん、知ってますよ。だから見に行ったんだもん。じゃなきゃ見に行かなかったかも。」
わたし「あー、・・・うん。」
嗚呼、おかん。女がずるいって。
以下、ネタバレあり。
そーですね、クリスティーヌがどっちつかずというご意見もわかります。
でも美しいのでアリですよ!アリ!羨ましい!
自分に正直なところが非常に好感が持てます。こずるい細工をする女よりいいです。(どんな女だ(笑))
わたくし的な推察としては、うまく伝えられませんが(個人的な見解です)
クリスティーヌは家族を失くしてずーっと孤独だったわけですよ。そいで音楽は彼女の心の支えであり、生きる証だった。
音楽の天使(ファントム)はまさに彼女の絶対的存在で父親の化身だったと思うのです。*2彼女にとってはとても大切な存在だったと。
ファントムの天才的な音楽の才能を目の前に、クリスティーヌには抗う術はないのですよ。音楽の天使の声に抗う事、それは彼女にとってとても難しい。
そんなわけでドンファンのシーンではクリスティーヌは恍惚の表情を見せていますね。わたしはこの人には抗えない、と。まるで魔力に捕らえられたように。
でも恋人として愛しているのはラウルなのでしょう、きっと。
ファントムがただの男の人ではなく*3、彼女のなかで他を超越した特別な存在だったがために、そしてそのファントムがクリスティーヌを一人の女性として愛してしまったがために、この哀しい哀しい物語は生まれるのです。
なんて、以上勝手な見解でした。
てか、ひとつの映画に対するわたしのこの思い入れはなんだ!?
他の人が見たらキモチワルイかも。
ミュージカル見たときは全然だったのに。(だってジェラルド・バトラーかっこよいんだもん)
おたくだ!(笑) い いや、そこまでいかないけど。(もごもご)
でもまあ、受け取り方は人それぞれですが、
この映画はやはり素敵な映画だと思うのです。
どうかエセ乙女のたわごとですので許してやってください。